
「AFとMFの違いってなに?」「どう使い分ければいいのかわからない…」



今回はこんなお悩みにお答えしていくでー!
カメラの基本設定であるAFとMFは状況に応じて適切に切り替えることで、失敗のない写真撮影が可能になります。この記事では、初心者でもわかるAFとMFの基本的な違いと、最適な使い分け方のポイントを解説します。
AFとMFの基本概念


AFとMFとは?それぞれの特徴と基本的な違い
カメラ撮影において、ピント合わせは写真の出来栄えを決定づける重要な要素です。現代のカメラには「AF(オートフォーカス)」と「MF(マニュアルフォーカス)」という2つのピント合わせ方式があります。
AF(Auto Focus) は、カメラが自動的にピントを合わせる機能です。シャッターボタンを半押しするだけで、カメラが被写体を検知して自動的にピントを合わせてくれます。初心者でも簡単に鮮明な写真が撮れる利点がありますが、複雑な撮影環境では意図した被写体にピントが合わないことがあります。
MF(Manual Focus) は、撮影者自身がレンズのフォーカスリングを回して手動でピントを合わせる方式です。完全に自分の意図通りにピント位置を決められるため、クリエイティブな表現や特殊な撮影状況で重宝されます。ただし、正確なピント合わせには練習と経験が必要です。



基本的にはAFで撮影するシーンが圧倒的に多い🙌MFはスポット的に室内で商品撮影とか星空撮影の際に使うときくらい👍8割方AFでの撮影やで!
AFとMF切り替えの基本操作方法
一眼レフカメラでの切り替え方:
- レンズ側の「AF/MF」スイッチでモードを切り替え
- カメラボディ側のメニューや切替スイッチでも変更可能
ミラーレスカメラでの切り替え方:
- レンズ側の切り替えスイッチ(搭載されている場合)
- カスタムボタンに切り替え機能を割り当て可能
- タッチパネル操作での切り替え
- DMF(ダイレクトマニュアルフォーカス)機能も多くの機種で搭載



AFとMFの切り替え方は至って簡単🙌レンズでの切り替えが手っ取り早いから、お手持ちのレンズを今すぐ確認してみて!笑
状況別カメラ設定:AFとMFの最適な使い分け方
動く被写体を撮影する時のAF設定


動きのある被写体(スポーツ、子供、ペットなど)を撮影する場合は、適切なAF設定が重要です。
- 「AF-C」(AF-Continuous)または「AI Servo」(キヤノン)モードを選択
- 複数のAFポイントを使った「ダイナミックエリアAF」や「ゾーンAF」を活用
- 被写体の動く方向や速度を予測し、AFポイントを配置する



一般的には上記の設定が推奨されているけど、俺はおすすめしない(笑)ここでは簡単に言うけど「精度が悪い」から!おすすめは「AF-S」モードと、「シングルポイントAF」。マジでどのシーンもこれだけでOK👌
静物や風景撮影に適したMF設定


風景写真や静物撮影、建築写真など、被写体が動かない場合はMFが威力を発揮します。
- 三脚を使った精密な撮影ではMFでじっくりとピントを合わせる
- 風景写真では「ハイパーフォーカル距離」を活用して前景から遠景までピントを合わせる
- マクロ撮影や製品撮影では、狭い被写界深度を正確にコントロール



MFの際、基本的には三脚を使っての撮影が多い!あと「ハイパーフォーカル距離」って難しい言葉やけど、簡単に言うと前景から遠景までピントをくっきり綺麗に合わせる行為やと思って🙌
暗所や低コントラスト環境での適切な設定


暗い場所や霧の中、雪景色など低コントラスト環境では、AFが苦手となります。
AFが苦手とする状況:
- 暗所での撮影
- 低コントラスト被写体(真っ白な壁、霧の中の風景など)
- 微細な被写体
- 反射や透明な被写体(ガラス、水面など)
MFに切り替えるタイミング:
- AFが何度も前後に動いてピントが決まらないとき
- 星空撮影
- 商品撮影
- マクロ撮影



上記がMFに切り替えるタイミング!見てもらったらわかるけど、仕事として使うのはほとんど商品撮影くらい(笑)趣味で撮るなら星空撮影とかマクロ撮影もあるけどね🙌あとはAFの精度が悪いときくらいやね!
AFモードの種類と適切な設定方法


シングルAFとコンティニュアスAFの違いと使い分け
シングルAF(AF-S、One-Shot AF):
- 一度ピントが合うとその位置で固定
- 静止している被写体の撮影に最適(風景、ポートレート、静物など)
- ピントが合うと緑のフォーカス確認ランプが点灯
- バッテリー消費が比較的少ない
コンティニュアスAF(AF-C、AI Servo AF):
- 常に被写体を追いかけてピントを合わせ続ける
- 動きのある被写体の撮影に最適(スポーツ、野生動物など)
- 連続撮影と組み合わせると効果的
- バッテリー消費が比較的多い



さっきも話したけど、AF-S(シングルAF)以外はマジで使わへん!理由は、AF-Cはピント泳ぐことが多いから、仕事ではかなりリスキー😑
AFエリア選択モードとその活用シーン
- シングルポイントAF:最も精密なピント合わせが可能(人物の目など)
- ダイナミックエリアAF:被写体が少し動いても追従可能(スポーツなど)
- ゾーンAF:選択したゾーン内で最も近い被写体にピント(集合写真など)
- オートエリアAF:カメラが自動的に被写体を検出(初心者向け)
- 瞳AF:人物や動物の目を自動検出(ポートレート撮影に効果的)



この中では瞳AFが便利と思うかもしれんけど、精度が完璧じゃないから俺は使わない!その他のも同じく、、。シングルポイントAFだけで十分👌
初心者がよく陥る失敗と対策


ピントが合わない原因と解決策
- 被写体が近すぎる:適切な撮影距離を確保する
- 光量不足:ISO感度を上げる、絞りを開放する
- コントラスト不足:コントラストのある部分を探す、MFに切り替える
- AFポイントの誤った配置:シングルポイントAFで正確に合わせる
- 手ブレの影響:適切なシャッタースピード、手ブレ補正機能の活用
AFとMF切り替え忘れによるトラブル事例
- MFのままシャッターを押す:撮影前に必ずAF/MF設定を確認する習慣をつける
- AFでピントが合わず焦る:AFが難しい状況では迷わずMFに切り替える



初心者は上記の点を意識して慎重にピント合わせをしてな!ピントが合ってなかったら、後で編集で補正するのが難しいから🙌
よくある質問(FAQ)


- 暗い場所での撮影時、AFとMFどちらが有利ですか?
-
暗い場所ではAFが苦手になりがちです。最新のカメラでは低光量に強いAFもありますが、星空撮影などではMFで無限遠付近に合わせる方が確実です。
- AFとMFはどちらが優れているのですか?
-
どちらが優れているというわけではなく、撮影状況によって使い分けるのがベストです。動く被写体や一般的なスナップショットではAF、商品撮影や星空撮影などではMFが適しています。
- MFは難しそうですが、初心者でも使えますか?
-
最初は難しく感じるかもしれませんが、拡大表示やフォーカスピーキング機能を活用すれば初心者でも徐々に使いこなせるようになります。静物や風景から始めてみるのがおすすめです。
- AFが全く合わない場合はどうすればいいですか?
-
光量が足りているか確認し、コントラストのある部分にAFポイントを合わせてみてください。それでも合わない場合はMFに切り替えるのが確実です。
まとめ:カメラ設定のAFとMFをマスターしよう


いかがでしたか?今回は【カメラ基本設定】AFとMFの撮影シーンによる使い分けポイントを解説させていただきました。
- AF: カメラが自動でピント合わせ、全撮影の8割で使用
- MF: 手動でピント調整、商品撮影・星空撮影など特殊用途
切り替え方法
- レンズ側「AF/MF」スイッチまたはカメラのカスタムボタン
AF使用場面
- 動く被写体、一般的なスナップ撮影
- 推奨設定:AF-S + シングルポイントAF
MF使用場面
- 商品撮影、星空撮影、マクロ撮影
- 暗所・低コントラスト・反射物でAFが効かない時
AFが苦手な状況
- 暗所、白い壁・霧、ガラス・水面、AFが前後に動く時
注意点
- 撮影前のAF/MF設定確認必須
- ピント不良は後で修正困難
- 困ったらMF切替
非推奨設定
- AF-C、瞳AF、自動選択系(精度不十分)
AFとMFはそれぞれに適した状況があります。
基本的な原則として「AFで困ったらMFに切り替える」ことを覚えておくと良いでしょう。
カメラタイプや撮影シーンに合わせて適切に使い分け、実践を重ねることで撮影技術は確実に向上します。初心者のうちはAFに慣れてから徐々にMFにチャレンジするのもおすすめです。
どんなカメラでも、撮影者の意図に沿った適切なピント合わせができるようになれば、写真表現の幅は大きく広がるでしょう。
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