
「一眼レフで写真を上手に撮りたいけど、なかなか思うような写真が撮れない…」「プロのような写真を撮るための特別なテクニックはあるの?」



今回はこんなお悩みにお答えしていくで〜!
✅ 本記事の内容
・日常品を活用した撮影裏技
・構図と撮影アングルの裏技
・応用テクニック
✅ 本記事の信頼性
・全国トップクラスの写真館出身(2年間在籍)
・プロカメラマン歴6年(フリーランス4年)
・カメラスクール講師(受講生を卒業後プロの道に)
一眼レフカメラには無限の可能性があり、正しい知識と裏技を知るだけで、あなたの写真は格段にレベルアップします。特別な機材がなくても今すぐ試せるテクニックをご紹介します。
1.日用品を活用した撮影裏技


ストッキングフィルター効果
レンズの前に黒いストッキングを1〜2枚重ねて装着すると、高級な「ソフトフィルター」と同様の効果が得られます。ポートレート撮影で肌をなめらかに見せたり、ドリーミーな雰囲気を作り出したりできます。この技法は特に女性ポートレートで効果的で、わずかな投資で高級フィルターに匹敵する仕上がりになります。
CDケースで作る水面リフレクション
透明なCDケースやスマホの画面を黒く表示して床や地面に置くと、即席の「水たまり」として使えます。被写体の下に置けば、雨上がりの美しい反射を晴れた日にも再現できます。都会の風景写真やポートレート撮影で意外性のある一枚が撮れるでしょう。反射角度を微調整することで、より自然な水たまり効果が得られます。
アルミホイルの簡易リフレクター
アルミホイルを厚紙や段ボールに貼り付ければ、即席の反射板が完成します。片面はそのまま使い、もう片面は軽く揉んでからつけると、ソフトな反射光が得られます。屋外ポートレートで顔の影を軽減したり、製品撮影で陰影を調整したりするのに非常に便利です。コストをかけずにスタジオクオリティの光を実現できる、プロも愛用する方法です。



ここに紹介している物だけじゃなくても、手持ち鏡とか身近にある反射する小物とか使ってみてー!色々遊べるからおもろいでー😁
2.クリエイティブな光の操作テクニック


ペットボトルを使ったボケライト効果
夜景撮影で、空のペットボトルをレンズ前で動かしながら撮影すると、光源が美しくボケた幻想的な効果が得られます。透明なペットボトルだけでなく、カラーボトルを使うことで色付きのボケも演出可能です。クリスマスイルミネーションや都市の夜景撮影で独創的な作品が作れます。
スマホライトでライトペインティング
暗所での撮影時、スマホのフラッシュライトを使って「ライトペインティング」ができます。長時間露光設定で、被写体の一部を照らすことで劇的な明暗のコントラストを作り出せます。星空と古い建物、廃墟や自然の風景など、通常では見られない幻想的な雰囲気を演出できるテクニックです。様々な色のセロファンをスマホライトに重ねれば、多彩な光の表現も可能になります。
窓際のシルエット逆光テクニック
窓際で被写体を配置し、意図的に露出を暗めに設定すると、ドラマチックなシルエット効果が生まれます。レンズフードを外して逆光を取り込めば、神秘的なフレアやゴースト効果も演出できます。人物や静物を問わず効果的で、特に朝や夕方の柔らかい光が差し込む時間帯に試すと素晴らしい結果が得られるでしょう。



「光を制するものは写真を制す」っていうくらいホンマに光は大事なんよ!光のコントロールで写真表現めちゃ変わるから、色々試してみー😆
3.構図と撮影アングルの裏技


超ローアングル撮影
カメラを地面スレスレに置き、ディスプレイを使って構図を確認する方法です。特に子供やペットの撮影では、目線の高さを合わせることで親近感のある写真が撮れます。街の風景でも試してみると、いつもとは全く違った印象的な世界が広がります。接地感を出すために、敢えて地面の質感を前景に含めるとより効果的です。
フレーミングオブジェクトの活用
木の枝、ドアの隙間、窓枠など、自然や人工物をフレームとして使うことで、写真に奥行きと物語性を加えられます。アーチやトンネル、橋の下など、フレームとなる要素を探す目を養うことで、同じ場所でも印象的な一枚が撮れるようになります。被写体を囲む形でフレームを配置すると、視線を自然と中心へと導く効果があります。
パンニング撮影
動く被写体を追いかけるようにカメラを動かしながら撮影すると、背景をブラしながら被写体をくっきり写し出すダイナミックな表現ができます。シャッタースピードを1/15〜1/60秒程度に設定し、被写体と同じ方向・速度でカメラを動かすのがコツです。走る子供や動物、スポーツ選手、走行中の車など、動きのある被写体の魅力を引き出すテクニックとして非常に効果的です。



初心者にありがちなのがアイレベル(自分の目線)で撮りがちなんよ!
上や下とか色んな角度から撮ってみたら、また違った構図が作れたりしてかなり印象変わる写真になるで👍
4.光の使い方を極める


ダブルゴールデンアワー
日の出・日没時のゴールデンアワーの直前または直後、太陽が地平線の少し下にある時間帯は空の色が刻々と変化します。同じ場所で15秒ごとに撮影を続けることで、微妙に異なる光の表情を捉えられます。特に都市風景や自然風景において、わずか数分の間に全く異なる雰囲気の写真が撮れることに驚くでしょう。
サンスター効果
逆光撮影で太陽が木の葉や建物の角など何かの「端」から少しだけ覗く瞬間を狙いましょう。絞りを絞り込む(F16-F22)と、太陽光が星形に輝く効果が生まれます。この現象はレンズの絞り羽根が光を回折させることで起こり、風景写真に特別な輝きを加えます。太陽だけでなく、街灯や電球などの小さな光源でも同様の効果が得られます。
DIYディフューザー
内蔵フラッシュの前に白いティッシュを1-2枚かぶせ、輪ゴムで固定するだけで柔らかな光が作れます。さらに、フラッシュを後方45度上に向け、被写体の後ろの壁に反射させる「後方バウンス法」も効果的です。これらの方法で、内蔵フラッシュ特有の硬い光や平面的な印象を改善し、より自然で立体感のある照明効果を生み出せます。



外での撮影は、時間帯によって光の位置や光の強さが変わってくる🙌
時間帯毎に、写真の印象がどう変わるのか見てみると、自分の好きな光の位置や光の強さが分かってくるでー😁
5.被写体別の撮影テクニック


ポートレート撮影
キットレンズの望遠端で最大限にズームし、被写体と背景の距離を確保することで、プロ級のボケ味が得られます。スマホの白い画面を顔の前で反射させると、目元に輝きを演出できます。さらに、朝夕の柔らかい光を利用し、被写体をわずかに横向きにすることで立体感が増し、より魅力的なポートレートになります。
風景写真
広角レンズでは画面の1/3を占める前景を下部に配置し、残りの2/3で背景を捉えることで奥行きが生まれます。サングラスをレンズ前にかざせば、即席のNDフィルターになります。これにより、長時間露光で滑らかな水面や雲の流れを表現することができます。風景の魅力を引き出すには、早朝や夕暮れなど、光が物語を語る時間帯を選ぶことも重要です。
マクロ撮影
通常のレンズを逆向きに取り付ける「リバースマウント法」で専用レンズなしでも接写撮影が可能です。リバースマウントアダプターを使えば安全に取り付けられますが、ない場合は手で慎重に保持する方法もあります。花や昆虫の細部、日常品の質感など、肉眼では見過ごしてしまう世界を捉える楽しさがあります。
動体撮影
被写体を追いかけるより、通過するであろう位置で待ち構える「先撮り法」がおすすめです。事前に被写体の動きを予測し、最適な位置とアングルを決めておくことで、決定的な瞬間を逃さず撮影できます。スポーツやストリート写真で特に効果的で、被写体の感情や動きの本質を捉えることができます。



「ボケ味を出す方法=F値を低くする」って思っている初心者の人多いと思うけど、被写体と背景の距離を離したり、望遠でズームにするといった方法でも綺麗なボケ味を作れるんやでー🫵試してみー😁
6.後処理の極意


選択的調整
部分的な調整が写真の格を上げます。空だけの彩度を少し上げる(+10〜15程度)だけで、風景写真は印象的に変わります。肖像写真では肌トーンを少し温かみのある方向に調整するだけで、親しみやすい印象になります。調整は控えめにし、自然さを保つことがプロフェッショナルな仕上がりの秘訣です。
オレンジ&ティール
肌の色(オレンジ系)を少し強調し、背景(青系)を青緑方向にシフトするだけで、映画風の色調が得られます。この配色は映画の色彩設計でよく用いられる手法で、肌色と対比色の関係を利用することで被写体を自然に強調できます。ドラマチックな雰囲気を出したいポートレートや風景写真に特に効果的です。
手動HDR法
同じ写真の露出違いバージョンを作成し(標準、暗め、明るめ)、半透明にして重ね合わせれば、ダイナミックレンジの広い写真が作れます。光と影の両方のディテールを保持したリアルな風景写真やインテリア写真に適しています。フォトエディタの層機能を活用し、マスクを使って部分的に効果を適用するとより自然な仕上がりになります。



正直なところ、写真編集は結局のところ好みになってくるな!笑
正解なんかないから、色味いじってみて自分で良いなと思うのを見つけるべき🙌それが自分の個性に繋がる写真になるから🫵
7.応用テクニック


多重露出のずらし撮り
1枚目は通常撮影し、2枚目は被写体を少し動かすか、カメラを微妙にずらして撮影することで、動きや躍動感のある写真が完成します。ダンサーやアスリートの動きを表現したり、風で揺れる花や葉の繊細な動きを捉えたりするのに適しています。静と動の融合が生み出す独特の表現力は、芸術的な作品づくりに役立ちます。
長時間露光
スチールウールスピニングや車のライト軌跡を活用した創造的な表現も効果的です。夜間の光の軌跡は特に魅力的で、30秒から数分の露光で、目には見えない時間の流れを一枚の写真に凝縮できます。三脚とリモートシャッターを使うことで、ブレのない鮮明な長時間露光写真が撮影できます。
手持ちHDR
露出補正を-2EV、0EV、+2EVに設定し、高速連写モードで撮影すれば、三脚なしでもHDR写真が可能です。動きのある被写体やスナップショットでも、豊かな階調表現を実現できるテクニックです。明暗差が大きい昼間の都市風景や、窓のある室内など、通常では露出が難しいシーンで特に効果を発揮します。



この辺りは上級者向けのテクニックになってくるで!
カメラの使い方を完全にコントロールできる人は一度トライしてみて🙌
基礎もできていない状態で応用にいかないようにねー😂
まとめ:初心者でもすぐに実践できる写真撮影の裏技テクニック


いかがでしたでしょうか?今回は写真撮影の裏技テクニック|一眼レフで差をつける方法7選!をご紹介させていただきました。
1.日用品を活用した撮影裏技
2.クリエイティブな光の操作テクニック
3.構図と撮影アングルの裏技
4.光の使い方を極める
5.被写体別の撮影テクニック術
6.後処理の極意
7.応用テクニック
写真撮影の真髄は、高価な機材ではなく「見る目」と「知恵」にあります。
日常品を活用した創造的撮影法、光の操り方、構図の工夫、被写体別の特化テクニック、後処理の極意、応用テクニックなど、この記事で紹介した裏技を試すことで、あなたの写真はきっと新たな魅力を帯びるでしょう。
最高の一枚は、ルールを理解した上で創造的に破ることから生まれます。
カメラを手に、今日からさっそく実践してみてください。成功も失敗も、すべてがあなたの写真家としての成長につながるのです。
写真の旅は終わりのない学びの過程です。この記事で紹介したテクニックは出発点に過ぎません。
自分だけの視点や表現を追求しながら、撮影を楽しんでください。あなただけが捉えることのできる、唯一無二の瞬間が必ずあります。
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